【レジリエンスとは】会社ができる2つの働きかけ・役立つツール2選

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DS:レジリエンスとは、ストレスに直面した際の適応力や、その後の回復力・復活力を指すことばです。
レジリエンスを高めれば、企業にとっても従業員にとっても多くのメリットがあります。

この記事では、レジリエンスについて詳しくご紹介します。
「レジリエンス」とは、ストレスに直面した際の適応力や、ストレスを感じたあとの回復力・復活力を指すことばです。

現代は、終身雇用制度の崩壊・経済のグローバル化・テロや感染症のリスクの高まりなどにより、企業を取り巻く環境が不安定な時代になりました。
欧米ではすでにレジリエンスが重視されており、日本企業にも同様の流れが押し寄せる可能性が高いと言えるでしょう。

この記事では従業員・企業双方に役立つ「レジリエンス」について、「どのような概念なのか」「企業ができること」「おすすめツール」などをご紹介します。

よりしたたかで高いパフォーマンスを発揮できるチームの実現は、関係する全ての人の充実感と達成感につながります。
ぜひ最後までご覧になり、日々の業務にお役立てください。

この記事の目次
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レジリエンスとは

レジリエンスは、「回復力」「元気」「弾力性」を表す英語の名詞「resilience」をもとに生まれた概念です。
もともと、心理学において「ストレス(外力による歪み)を跳ね返す力」として使われていました。
そのためレジリエンスは、ストレスを跳ね返す「復活力・元気・回復力」や、ストレスに順応する「適応力」を表す概念として使われています。

仕事をしていれば誰しもさまざまなストレスにさらされ、近年ではうつ病や適応障害などの精神疾患につながることが問題視されていることをご存じのことと思います。
社会人としてレジリエンスを高め、自己マネジメントしていく必要があるといえるでしょう。

「レジリエントな人材」とはなにか

「レジリエンスを高める」「レジリエントな人材を育成する」といっても、具体的なイメージがわかない方もいらっしゃることでしょう。
レジリエントな人材として、たとえば以下のような人物像をイメージしてみましょう。

<レジリエントな人材の特徴>
柔軟な考え方ができる
自分で自分の感情をコントロールできる
他人と協力関係が築ける
チャレンジ精神がある
ちょっとしたミスで思いつめない

上記の特徴を身につけることで、「集中力が上がり、仕事の質がよくなる」「ネガティブなことが起きても、的確な対応ができる」「周囲のできごとに影響されず、安定して高いパフォーマンスが発揮できる」でしょう。

レジリエンスを高めるために会社側ができること

レジリエンスを高めるために、企業としてどのような取り組みができるのでしょうか。
よりレジリエンスを高めるのに有効な、3つのポイントをご紹介します。

3-1.レジリエンスを高める「保護因子」がなにかを把握する

レジリエンスを理解するには、「危険因子」と「保護因子」を把握する必要があります。

危険因子は「ストレスをあたえるもの」を指し、戦争・災害・病気・貧困などが挙げられます。
保護因子は「ストレスからの立ち直りを促すもの」を指し、個人の性格や気質・思考方法・対人関係などが代表例です。

レジリエンス向上のために企業ができる取り組みとして、第一に良好な人間関係を構築することが挙げられます。
「信頼できる仲間」「ミスをしても打ち明けやすい関係性」などを構築し保護因子を増やすことで、社員がストレスに負けない環境作りが可能です。

この取り組みが成功すれば、「退職者の減少」「逆境に強い企業」が実現できるでしょう。

3-2.企業が主体となってできる2つの働きかけ

レジリエンスを高めるため企業が積極的にリードできる働きかけには、「職場の環境を整える」「振り返り・事後検証をする」が挙げられます。
「良好な人間関係の構築」「コミュニケーションをとりやすい雰囲気」「風通しのよい職場環境」を形成できれば、従業員が悩みを打ち明けやすい、保護因子の充実した職場環境を整えられるでしょう。

また振り返りや事後検証も、職場環境の改善につながります。
振り返りをすれば起きてしまったミスも意義あるものとなり、次の成功へとつなげられるようになります。
ミスを次の成功へつなげる体制ができれば、ミスの共有をしやすく、風通しのよい職場になるでしょう。

しかしこうした働きかけをおこなうには、まず職場内で一定の信頼関係を築いておく必要があります。
信頼関係を育てるため、チャットツール・コミュニケーションツールの活用をおすすめします。

3-3.レジリエンス研修を受講する

レジリエンスを高めるための研修をおこなうのもおすすめです。
企業向けに研修を提供している会社もありますので取り入れてみましょう。

また、現在では研修をオンラインで受講するシステムもあります。
職場から移動せずに受講できますので、数人ずつ順番に研修を受けてもらうなど積極的に活用してみてください。

レジリエンス向上に役立つツール

レジリエンスを高めるには、日ごろから地道に信頼関係を築くことが大切です。
くわえて、柔軟な働き方をサポートできる体制を整え、新しいことにチャレンジしやすい環境を構築するのもよいでしょう。

信頼関係をより深めるために、また柔軟なワークスタイルを確立するために、役立つツールをご紹介します。

4-1.自己マネジメントをサポートできる「JANDI」

「JANDI」は、ビジネスで使うのにおすすめのチャットツールです。
チャット機能を活用してスピーディな意思疎通ができるほか、「スタンプ機能を使ったフランクな会話で距離を縮められる」「プロジェクトごとのチャットが用意でき、メンバー同士の関係を深められる」などの特徴があります。

たとえば、従業員が悩みを抱えていそうな場合、スタンプを使ってフランクに話しかけてみることができるでしょう。
「感情コントロールがうまくいかない」「ずっとミスを引きずってしまう」などの悩みを解決することで、従業員のレジリエンスを向上させられます。

信頼関係をしっかり築いて保護因子を増やし、レジリエンスを高めていきましょう。

詳しくはこちら:JANDI

4-2.柔軟な働き方をサポートする「VWS勤怠」

VWS勤怠は、誰でもどこからでも簡単に利用できるクラウド型勤怠管理ツールです。
打刻だけでなく、スケジュール管理や有給日数の確認など、ビジネスで便利に活用できます。

VWS勤怠を導入しておけば、「こういうチャレンジがしたい!」「こういう働き方をしてみたい!」という従業員のアイデアを無駄にせずに済みます。
柔軟な働き方の実現をサポートすることで、チャレンジ精神を育むとともに、「働き方について提案すればきちんと検討・導入してくれる職場」だと感じてもらうことができ、保護因子を増やすのにも役立つでしょう。

詳しくはこちら:VWS勤怠

まとめ

レジリエンスとは、ストレスに直面した際の復活力・元気・回復力を指すことばです。
ストレスに押しつぶされない人材・より高く安定したパフォーマンスを発揮できる人材の育成に不可欠のため、注目されています。
レジリエントな人材が育成できれば、企業は逆境に強くなり従業員は長く健康的に働くことができ、双方にとってメリットが多いといえるでしょう。

ぜひこの記事を参考に、レジリエンスの向上・レジリエントな人材の育成に取り組んでみてください。

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