在宅勤務には仕事専用のポケットWi-Fiがあると便利です。
快適性がアップし、セキュリティリスク軽減にも役立ちます。
この記事では、仕事で使うポケットWi-Fiに必要なスペックや選び方をわかりやすく解説。お得な契約プランについてもご紹介します。
ポケットWi-Fiを活用できる場面は、外出中だけではありません。
在宅勤務でネット会議やデータのやり取りを行う際にも、ポケットWi-Fiは大いに役立ちます。
ポケットWi-Fiを在宅勤務などのビジネスで利用する場合、プライベートで活用するときとは別の選び方が必要です。
そこで、在宅勤務でポケットWi-Fiを利用する際に必要な知識をまとめました。
ぜひご覧ください。
【ポケットWi-Fiが持つメリット】
・工事不要で利用できる
・申込から利用開始までの日数が短い
・料金が安い
・持ち運び可能
自宅にWi-Fiがなくても、ポケットWi-Fiがあればすぐに回線を使えます。
申込後すぐに使えるタイプもあるため、急に必要になった場合でも安心です。
料金は家の中に回線をひく場合よりも安い傾向にあります。
また、「ポケットWi-Fi」の名称がさすように、機種のサイズがポケットに入る程度の大きさのため持ち運びできます。
在宅勤務で利用する部屋にネット回線がない場合や、ネットにつながりにくい場合でも、ポケットWi-Fiを部屋に持ちこめば快適な通信が可能です。
在宅勤務ではビデオ会議を行う場合もあります。
ポケットWi-Fiのスペックやプランがビデオ会議に対応できる条件を満たしていないと、通信制限などのトラブルを引き起こします。
これを避けるには、在宅勤務で利用するビデオ会議アプリの必要スペックを押さえたうえで、
適切なポケットWi-Fiを選ばなくてはなりません。
では、具体的に在宅勤務で利用するために必要なスペックを確認しましょう。
以下の図は、通信速度別にダウンロードにかかる時間をまとめた図です。
【通信速度別ダウンロード時間】
通信速度(右に行くほど早い) |
||||
ファイルサイズ |
56kbps |
1Mbps |
10Mbps |
50Mbps |
1MB |
約3分 |
約9秒 |
約1秒 |
約1秒 |
10MB |
約30分 |
約1分30秒 |
約9秒 |
約2秒 |
100MB |
約5時間 |
約15分 |
約1分30秒 |
約17秒 |
1GB |
約48時間 |
約2時間30分 |
約15分 |
約3分 |
次に、ビデオ会議アプリの通信速度や必要データ容量を確認しましょう。
以下の図は、ビデオ会議アプリで映像と音声を利用する場合に必要なスペックをまとめた図です。
【ビデオ会議アプリごとの必要スペック】
ビデオ会議ツール |
下り速度 (ダウンロードにかかる速度) |
上り速度 (アップロードにかかる速度) |
1時間当たりの データ通信量 |
1日2時間使用した場合の 通信容量目安 (1カ月分) |
Zoom
|
0.6~1.2Mbps |
0.6Mbps |
約0.4GB |
約16GB |
Google Hangout |
3.2Mbps |
3.2Mbps |
約0.7GB |
約28GB |
Skype |
1.5~4Mbps |
0.5~1.5Mbps |
約1GB |
約40GB |
図を見ると分かりますが、通信速度が遅いとデータダウンロードやビデオ会議アプリの使用に影響が出ます。
在宅勤務をスムーズにこなすには、一定以上の通信速度が必要です。
また、こちらの表はあくまでも目安であり、最低限必要なスペックを取りまとめたものです。
仕事でデータのやり取りやビデオ会議を頻繁に行う場合は、
表に記載されているスペックよりも高いものを用意した方がいい可能性があります。
ポケットWi-Fiを在宅勤務に利用する場合は、機種のスペックに注目しましょう。
ポケットWi-Fiを在宅勤務で利用するには、ある程度のスペックが必要です。
このスペックを見極めるには、4つのポイントに注目してポケットWi-Fiを選ばなくてはなりません。
在宅勤務用のポケットWi-Fiを選ぶ際のポイントを押さえましょう。
在宅勤務で利用するポケットWi-Fiを選ぶ際は、仕事に適した通信速度とデータ容量がどれくらいあるかチェックしましょう。
先ほども解説しましたが、在宅勤務でポケットWi-Fiを使う場合、通信速度が重要です。
また、仕事で扱うデータの容量や、ビデオ会議などの回数に応じて必要なデータ容量を満たさなくてはなりません。
通信速度とデータ容量は必ず仕事に適したものを選択してください。
上記の図を参考にポケットWi-Fiのスペックを照らしあわせて考えれば、
自分の仕事で必要なポケットWi-Fiのスペックがわかるようになります。
まずは普段の仕事で扱うデータの大きさや、ビデオ会議が必要になる回数などをふり返ってみましょう。
ポケットWi-Fiはデータ容量や機種により契約プランが違います。
一般的に、使えるデータ容量が大きいものほど高額プランになる傾向です。
在宅勤務でポケットWi-Fiを利用する場合は、通信プランにも注目しましょう。
仕事上早い通信速度や大きいデータ容量が必要な場合、一般的な契約よりも使い放題プランや法人プランで契約した方がお得になる可能性があります。
また、ポケットWi-Fiはキャンペーンによる割引やキャッシュバックを行っていることが多いです。
ポケットWi-Fiの費用を少しでも抑えたいなら、在宅勤務に必要なスペックを満たしつつお得に利用するにはどうしたらいいかを考えながらプランを選択しましょう。
ポケットWi-Fiは通信会社ごとにエリアが決まっています。
基本的に日本全国をカバーしていますが、人が少ない山間部などではエリアから外れる可能性があります。
ポケットWi-Fiを選ぶ際は、自分の住んでいる場所をカバーしている通信会社を選びましょう。
通信会社の通信エリアは、公式サイトで確認できます。
在宅勤務で必要なスペックを満たしたポケットWi-Fiを見つけた際は、在宅勤務を行う場所が通信エリアに入っているかを必ず確認してください。
在宅勤務では仕事で扱うデータのやり取りをポケットWi-Fiを通じて行います。
情報漏えいを防ぐためには、セキュリティ対策がしっかりされたポケットWi-Fiを選ばなくてはなりません。
ポケットWi-Fiのセキュリティは、電波を暗号化して発することで情報を守ります。
暗号化方式は3つの種類があり、それぞれ特徴があります。
【Wi-Fiのセキュリティシステム】
名称 |
特徴 |
WEP方式 (Wired Equivalent Privacy) |
WEPキーとよばれる暗号化キーを使用する方法です。 暗号化キーは固定で変更されません。 |
TKIP方式 (Temporal Key Integrity Protocol) |
一定時間で自動的に暗号化キーを変更する方式です。 定期的にキーの暗号が変わるため、WEP方式よりも高いセキュリティ効果があります。 |
AES方式 (Advanced Encryption Standard) |
通信中に暗号化キーを自動的に変更し続ける方式です。 通信のたびに暗号化キーが変わるため、3つの中で最も高いセキュリティ効果があります。 |
ポケットWi-Fiの対応している暗号化通信について調べたい場合は、通信会社のホームページにある機種情報で確認できます。
ポケットWi-Fiの契約は、対応しているセキュリティを確認したうえで行ってください。
ポケットWi-Fiは機種を購入して長期契約を結ぶ方法と、一定期間機種をレンタルして利用する方法があります。
在宅勤務の期間が決まっている場合や、データ容量の大きいプランを契約しなくてはならない場合、レンタルタイプがおすすめです。
「VWSシリーズ」の「VWS Wi-Fi」は、レンタルポケットWi-Fiのひとつで、複数のデータ容量プランがあります。
【「VWS Wi-Fi」のデータプラン】
データ容量 |
料金(月額・税込) |
20GB |
2,970円 |
50GB |
4,950円 |
無制限 (1日3GB制限) |
7,590円 |
在宅勤務だけでWi-Fiを利用する場合はもちろん、
ビデオ会議など大容量のデータをやり取りする作業でも安心して使えるレンタルポケットWi-Fiをお得な価格で利用できます。
申込後最短で翌日から使えるため、急な在宅勤務にも対応可能です。
在宅勤務でポケットWi-Fiの利用を検討されている方は、ぜひ「VWS Wi-Fi」 をご活用ください。
在宅勤務でポケットWi-Fiを利用する際は、仕事で扱うデータやアプリにあわせて選ぶ必要があります。
また、通信エリアやセキュリティにも注意が必要です。 在宅勤務でポケットWi-Fiを選ぶ際は、料金だけでなく機種のスペックにも注目しましょう。
ポケットWi-Fiはレンタルでの利用もでき、うまく使えば機種を購入する場合よりも料金がお得になる場合もあります。
在宅勤務を目的としてポケットWi-Fiを選ぶ際は、幅広い機種やプランを見比べて検討してください。